アクセンチュア、状況認識技術に特化したイノベーションセンターをシンガポールに開設

2020/03/12

市民の安全を守る公的機関との先進ソリューションの共同開発拠点

【シンガポール発:2020年1月20日】

アクセンチュア(NYSE: ACN)は、アジア太平洋地域および世界のパブリックセーフティ機関を支援する拠点として、状況認識(Situational Awareness)の向上に向けたグローバルイノベーションセンターをシンガポールに開設しました。脅威やリスクへの備えや対応を強化し、市民の信頼を維持するためのソリューションを共同で開発します。

本センターは、顧客がアクセンチュアの専門家や官民のデジタルイノベーターらと協働し、画期的なアイデアを創出できるようデザインされています。そして、市民の安全を守る公的機関が、より詳細な情報に基づいて意思決定を行い、市民や地域により良いサービスと安全を提供することを目指します。

本センターは、アクセンチュア初の状況認識技術に特化したイノベーションセンターであり、人工知能(AI)やIoT、ブロックチェーン、拡張現実、仮想現実といった先端デジタル技術の責任ある活用を可能にする資産を開発します。

アクセンチュアは、本センターの戦略的テクノロジーパートナーであり、分析ソフトウェアのプロバイダーであるSASなど、大手テクノロジー企業とともに、パブリックセーフティに携わる公的機関の使命と職務を支援する状況認識ソリューションを共同開発します。テクノロジーの専門家がデザイン思考の手法を応用してパブリックセーフティ機関の課題を解決し、最新の解析技術やAI技術を活用した状況認識ソリューションを通じて、機関の保有するデータをリアルタイムに分析する手法を開発します。

アクセンチュアのパブリックセーフティ事業部門のグローバル統括であるジェームス・スレッサー(James Slessor)は次のように述べています。「さまざまな脅威やリスク、危害への備えを強化し、公共の安全を脅かす事件に迅速に、かつ情報に基づいて対応するためには、状況認識を改善することが重要です。革新的な技術の責任ある活用により、公共の安全に関わる事件・事故への備えを強化し、初期対応者の安全の向上、市民や地域へのより効果的なサービスの提供が可能になります。」

シンガポールのサウスビーチロードにあるアクセンチュアのオフィス内に設置された本センターは、シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受けています。EDBの商業&プロフェッショナルサービスの責任者であるドーン・リム(Dawn Lim)氏は次のように述べています。「アクセンチュアとシンガポールは、パブリックセーフティに欠かせないシステム、基盤、サービスの開発で緊密に連携しています。アクセンチュア初の状況認識技術に特化したイノベーションセンターの拠点として、シンガポールが選ばれたことを嬉しく思います。志を同じくするほかの企業とも協力して、次世代パブリックセーフティシステムの革新や実用化を促進していきます。」

シンガポールのアクセンチュアで公共サービス・医療健康部門を統括するウィー・ウェイ・ウン(Wee Wei Ng)は次のように述べています。「シンガポールはスマートな国家を目指す取り組み(Smart Nation initiative)で公共サービスや行政に関する市民体験の変革に取り組んでおり、デジタル化をその中核に据えています。新たに開設したセンターでは、政府機関と民間企業が協働する環境が整っています。イノベーションを創出し、状況認識技術を向上させ、デジタル変革の取り組みを加速していく場となります。」

シンガポールの状況認識技術に特化したイノベーションセンターの詳細はこちらをご覧ください。(英語のみ)

アクセンチュアについて

アクセンチュアは、ストラテジー & コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズの領域で、すべてにデジタルの力を組み込んだ幅広いサービスを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇る先端技術とインテリジェント・オペレーションセンターのネットワークに裏打ちされた40を超す業界に向けて、豊富な経験と専門スキルを生かしたサービスを提供しています。アクセンチュアでは、世界120カ国以上のお客様に対して、50万5,000人の社員による継続的なイノベーションによって、お客様のパフォーマンス向上と、永続的な価値創出を支援しています。
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