2025/04/15

アクセンチュア、AIエージェント導入のさらなる加速に向けて
AI Refineryの拡充と新たな業界特化型のエージェントソリューションを発表

【ニューヨークおよびサンノゼ発】 アクセンチュア(NYSE: ACN)は、企業や組織によるAIエージェント導入を加速し、業界固有のビジネスプロセスの再構築を支援するため、AI Refinery™プラットフォームを拡充したほか、新たにAIエージェントビルダーを追加したことを発表しました。AIエージェントビルダーは、プログラミングの知識やスキルを持たない一般のビジネスユーザーでも、AIエージェントを迅速に作成し、さらに必要に応じてカスタマイズできるように設計されています。これにより、企業組織は変化するビジネスニーズや市場環境に対して迅速かつ柔軟に対応することが可能になります。また、アクセンチュアは、業界特化型のAIエージェントソリューションのラインナップを拡充し、企業や組織がAIエージェントのネットワークを構築し、迅速に社内展開できるよう支援します。

NVIDIA AI Enterpriseを活用して構築されたAccenture AI Refinery™の一部であるこのAIエージェントビルダーにより、誰でもAI エージェントを作成することが可能です。これにより、ビジネスの意思決定者は、ポリシーの変更、競合他社による新製品の市場投入やプロモーション活動、予想外の顧客反応、需要の変動など、変化するビジネスニーズや市場環境に基づいて、AIエージェントの作成やカスタマイズを行うことができます。コーディングが不要であるため、エンジニアや技術サポートチームに依存することなく、ビジネスユーザー自身がAIエージェントに変更を加えることができ、企業に圧倒的な俊敏性をもたらします。また、アクセンチュアの業界特化型のAIエージェントソリューションと組み合わせることで、ビジネスユーザーは、プラットフォームに組み込まれたガバナンスやガードレールの仕組みを使い、数回のクリックだけでAIエージェントの変更が可能です。これはAI Refinery™で作成されたAIエージェントと、AI Refinery™に公開された外部のAIエージェントにも適用されます。

アクセンチュアの執行役員で、AIセンター長で博士(理学)の保科 学世は次のように述べています。「私たちは、生成AIとAIエージェント技術を駆使して、お客様の業務プロセスをエンドツーエンドで変革し、重要なビジネス上の課題解決を支援しています。最近では、AI Refinery™プラットフォームやエージェントビルダーなどの新たなイノベーションの創出に注力しています。AIエージェントが状況を把握、推論し、継続的に改善プロセスを実行することで、企業やビジネスの意思決定者に柔軟性をもたらし、お客様のビジネス価値向上につなげることが可能になります。日本においては、お客様への導入が進んでいるAccenture AI HUB Platformに加え、AI Refineryをはじめとする新たな技術を最適に組み合わせたソリューションをお客様に展開してまいります」

アクセンチュアは、AI Refinery™と生成AIを活用して、ESPN、HPE、Noli、国際連合などのお客様を支援しています。

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NVIDIA の推論機能を活用した新しいAccenture AI Refinery™ の

業界特化型AIエージェント ソリューションは、通信、金融サービス、保険など、多様な業界に展開されています。

業界特化型のAIエージェントソリューション
新しい業界特化型のAIエージェントソリューションは、NVIDIA Llama Nemotron AI モデルを活用しており、企業に信頼性のある高度な推論機能を提供します。なお、このモデルはNVIDIA AI Enterpriseで利用可能な NVIDIA NIM™としてパッケージ化されています。これらの推論機能により、AIエージェントは自律的に動作し、より正確で透明性と制御性を備えた意思決定が可能になります。これにより、人間はより重要な判断が求められる業務に集中でき、効率的にビジネス価値を向上させることができます。アクセンチュアは、今後数か月で50を超える業界特化型のAIエージェントソリューションの開発に取り組み、年末までに100を超えるソリューションを開発することを目指しています。
なお、現時点では通信、金融サービス、保険、製造、ヘルスケア、小売など幅広い業界向けのソリューションが利用可能です。

AI Refinery™ for Industryの課題対応例:

アクセンチュアの最新調査によると、企業の3分の1以上がリスク管理、クレーム処理、引受、研究開発などのバリューチェーンにおける主要プロセスに対して、特定業界向けにカスタマイズされたソリューションを少なくとも1つ以上導入しています。これらの組織は、期待を超えるROIの実現性が3倍高い傾向にあります。この調査結果は、2,000以上の生成AI関連プロジェクトから得た教訓に関するアクセンチュアの最近の分析を裏付けるものです。

NVIDIA のエンタープライズ ソフトウエア製品担当のバイス プレジデントである ジャスティン ボイタノ(Justin Boitano)氏は次のように述べています。「AIエージェントは 次世代のAI を支える重要な技術であり、企業は複雑な多段階の課題を処理するインテリジェント エージェントを活用して生産性を向上させることが可能です。アクセンチュアの業界特化型の AI エージェントは、NVIDIA と協力してAccenture AI Refinery™の機能を拡充します。これにより、業界のリーダーはデジタル チームメイトを配備し、インパクトのある成果を迅速に拡大することができます」

Accenture AI Refinery™は、すべてのパブリッククラウドおよびプライベートクラウドのプラットフォームで利用可能であり、他のアクセンチュア ビジネスグループとシームレスに連携して、SaaSおよびクラウドAIエコシステム全体でAIの導入を加速します。本日の発表は、アクセンチュアの NVIDIA ビジネスグループと NVIDIA とのコラボレーションによる、AI を世界中の企業に導入するための影響力をさらに拡大するものです。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界有数のプロフェッショナル サービス企業です。アクセンチュアは、世界をリードするさまざまな企業や行政機関などの組織の中核にデジタル技術を実装することで、組織運営を最適化し、収益を拡大させ、また市民サービスの向上にも貢献するなど、お客様に対して目に見える成果を圧倒的な規模とスピードで創出しています。 アクセンチュアでは、優れた才能でイノベーションを主導するおよそ801,000人の社員が120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 また、テクノロジーが変革の成否を分ける時代において、世界中のエコシステム・パートナーとの緊密な連携を図りつつ、クラウド、データ、AIおよび業界ごとの比類のなき知見、専門知識や、グローバル規模のデリバリー能力を最適に組み合わせてお客様の変革を支えています。アクセンチュアは、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、インダストリーX、ソングの領域をまたぐ、幅広いサービス、ソリューションやアセットを活用して成果につなげています。アクセンチュアでは、成功を分かち合う文化や、360度でお客様の価値創造を図ることで、長期にわたる信頼関係を構築しています。またアクセンチュアは、お客様、社員、株主、パートナー企業、社会へ提供している360度での価値創造を、自らの成功の指標としています。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。

Forward-Looking Statements
Except for the historical information and discussions contained herein, statements in this news release may constitute forward-looking statements within the meaning of the Private Securities Litigation Reform Act of 1995. Words such as “may,” “will,” “should,” “likely,” “anticipates,” “aspires,” “expects,” “intends,” “plans,” “projects,” “believes,” “estimates,” “positioned,” “outlook,” “goal,” “target” and similar expressions are used to identify these forward-looking statements. These statements are not guarantees of future performance nor promises that goals or targets will be met, and involve a number of risks, uncertainties and other factors that are difficult to predict and could cause actual results to differ materially from those expressed or implied. These risks include, without limitation, that the use of AI could harm our business, damage our reputation or give rise to legal or regulatory action, as well as the risks, uncertainties and other factors discussed under the “Risk Factors” heading in Accenture plc’s most recent Annual Report on Form 10-K and other documents filed with or furnished to the Securities and Exchange Commission. Statements in this news release speak only as of the date they were made, and Accenture undertakes no duty to update any forward-looking statements made in this news release or to conform such statements to actual results or changes in Accenture’s expectations.

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【報道関係者お問い合わせ先】
アクセンチュア株式会社 マーケティング・コミュニケーション本部 広報室
川上 雄一郎
accenture.jp.media@accenture.com

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