2024/10/09

アクセンチュアとNVIDIA、企業のAI活⽤拡⼤にむけて、協業を拡⼤

アクセンチュア(NYSE: ACN)とNVIDIAは、企業の迅速なAI導入を支援するため、「アクセンチュア NVIDIAビジネスグループ」を設立し、両社の協業体制をさらに拡大しました。

昨今の生成AIの需要は高く、アクセンチュアの直近の通期決算では、受注額が30億ドルと発表されました。新設されるアクセンチュア NVIDIAビジネスグループでは、Accenture AI Refinery™️を活用し、エージェントAI機能の基盤構築を支援します。Accenture AI Refineryは、NVIDIA AI FoundryNVIDIA AI EnterpriseNVIDIA Omniverseを含むNVIDIAのAIスタック全体を使用して、プロセスの再構築やAIによるシミュレーション、ソブリンAIなどの分野を進化させます。

Accenture AI Refineryは、すべてのパブリックおよびプライベートクラウドのプラットフォームで利用可能となり、他のアクセンチュアビジネスグループとも連携され、SaaSおよびクラウドAIエコシステム全体でAIの加速を図ります。

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アクセンチュアは、マーケティング部門で自律型のエージェントと共にAI Refineryを使用しています

アクセンチュアの会長兼最高経営責任者(CEO) であるジュリー・スウィート(Julie Sweet) は、次のように述べています。「私たちはNVIDIAとの協業により新境地を切り開き、企業が変革のための生成AI活用の最前線に立つことを可能にします。Accenture AI Refineryは、企業がプロセスや業務を再構築し、新しい働き方を見出し、AIソリューションを企業全体に拡大して、継続的な変革と価値創造を推進する機会を創出します」

NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン・フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「AIは、企業がより速いスピードでイノベーションを拡大するための原動力となります。NVIDIAのプラットフォーム、アクセンチュアのAI Refinery、そして私たちの専門知識を組み合わせることで、企業や国家がこの変革を加速し、前例のない生産性と成長の推進を支援します」

アクセンチュア NVIDIA ビジネスグループが企業向けエージェントAIを拡大
このたび新設されたアクセンチュア NVIDIA ビジネスグループは、生成AIの活用を促し、生成AIの新たな領域であるエージェントAIシステムの導入を拡大し、企業の生産性向上と成長力強化を支援します。企業におけるプロセスの再構築やAIの導入拡大を支援するために、トレーニングを受けた世界中の3万人以上の専門家が、この重要な役割を担います。

エージェントAIシステムは、生成AIの飛躍的な進歩を表しています。人間によるプロンプトの入力や、既存プロセスの自動化ではなく、ユーザーの意図に基づき行動し、新しいワークフローの作成や、環境に応じた適切な行動を可能にし、全体のプロセスや機能を再構築できます。

アクセンチュアとNVIDIAは、すでに企業によるエージェントAIシステムの導入・拡大を支援しています。インドネシア初のソブリンAIを発表したインドサットグループは、アクセンチュアと協力してインドサットのデータセンター上に NVIDIAのAIソフトウエアと高速コンピューティングを含む業界特化型ソリューションを構築し、地元企業をサポートしています。これにより企業はデータガバナンスを確保し、法規制を遵守しながらAIをセキュアに展開できます。金融サービスセクターに焦点を当てた、AI Refineryプラットフォームを搭載したこの新しいソリューションは、インドネシアの銀行がAIを活用して、競争の激しい市場で収益性、運用効率、持続可能な成長を支えています。

アクセンチュアはまた、仮想施設ロボットフリートシミュレーションのための新しいNVIDIA NIMエージェントブループリントを発表します。これには、NVIDIA Omniverse、IsaacMetropolisソフトウエアが統合されており、製造業における自律的なロボット操業のソフトウエア・デファインドの工場や施設を構築できます。

アクセンチュアはこれらの新しい機能を、傘下の製造プロセスの自動化支援するエクリプス・オートメーション社で活用し、お客様における設計時間を最大50%短縮し、サイクルタイムの30%削減に貢献しました。

AIエンジニアリングハブのネットワーク
アクセンチュアのアドバンストAIセンターの一部として、エージェントAIシステムを活用して大規模な運用を変革する高度なエンジニアリングスキルと技術力を備えたハブのネットワークを導入します。これらのハブでは、お客様におけるAI開発規模の拡大に伴い、精度、コスト、遅延、コンプライアンスなどの課題を引き起こす可能性がある基盤モデルの選択、微調整、大規模な推論に焦点を当てます。カリフォルニア州マウンテンビューとバンガロールの既存拠点に加え、東京、シンガポール、マラガ、ロンドンに新たなAI Refineryエンジニアリングハブを追加します。

アクセンチュアでのエージェントAI活用
エクリプス・オートメーション社でのエージェントAIの活用に加えて、アクセンチュアのマーケティング部門では、 AI Refineryプラットフォームを自律型のエージェントと統合し、よりスマートなキャンペーンの迅速な作成および実行に役立てています。これにより、手作業は25〜35%、コストは6%削減され、市場投入までのスピードが25〜55%向上することが期待されています。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界有数のプロフェッショナル サービス企業です。アクセンチュアは、世界をリー ドするさまざまな組織の中核にデジタル技術を実装することで、組織運営を最適化し、収益を拡⼤させ 、また市⺠サービスの向上にも貢献するなど、お客様に対して⽬に⾒える成果を圧倒的な規模とスピー ドで創出しています。 アクセンチュアでは、優れた才能でイノベーションを主導する774,000⼈もの社 員が120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 また、テクノロジーが変⾰の成否を分 ける時代において、世界中のエコシステム・パートナーとの緊密な連携を図りつつ、クラウド、データ 、AIおよび業界ごとの⽐類のなき知⾒、専⾨知識や、グローバル規模のデリバリー能⼒を最適に組み合わ せてお客様の変⾰を⽀えています。アクセンチュアは、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジ ー、オペレーションズ、インダストリーX、ソングの領域をまたぐ、幅広いサービス、ソリューションや アセットを活⽤して成果につなげています。アクセンチュアでは、成功を分かち合う⽂化や、360度でお 客様の価値創造を図ることで、⻑期にわたる信頼関係を構築しています。またアクセンチュアは、お客 様、社員、株主、パートナー企業、社会へ提供している360度での価値創造を、⾃らの成功の指標として います。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。

Forward Looking Statements
Except for the historical information and discussions contained herein, statements in this news release may constitute forward-looking statements within the meaning of the Private Securities Litigation Reform Act of 1995. Words such as “may,” “will,” “should,” “likely,” “anticipates,” “aspires,” “expects,” “intends,” “plans,” “projects,” “believes,” “estimates,” “positioned,” “outlook,” “goal,” “target” and similar expressions are used to identify these forward-looking statements. These statements are not guarantees of future performance nor promises that goals or targets will be met, and involve a number of risks, uncertainties and other factors that are difficult to predict and could cause actual results to differ materially from those expressed or implied. These risks include, without limitation, that the partnership might not achieve its anticipated benefits and risks and uncertainties related to the development and use of AI could harm our business, damage our reputation or give rise to legal or regulatory action, as well as the risks, uncertainties and other factors discussed under the “Risk Factors” heading in Accenture plc’s most recent Annual Report on Form 10-K and other documents filed with or furnished to the Securities and Exchange Commission. Statements in this news release speak only as of the date they were made, and Accenture undertakes no duty to update any forward-looking statements made in this news release or to conform such statements to actual results or changes in Accenture’s expectations.

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【報道関係の方のお問い合わせ先】
アクセンチュア株式会社
マーケティング・コミュニケーション本部 広報室
川上 雄一郎、山田 和美、吉野 淳子
Email: accenture.jp.media@accenture.com

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